少し前になるんですが、読んだ本。
これも、今流行の映画化になってましたね。
桐野夏生 「東京島」 ★★
清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。31人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震える。
東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世記。
主人公の清子(40代半ば、白豚呼ばわりされてましたが)って女は・・・
ほんと根性がすわっているというか、醜いというか。
最悪な女です。
が、もうここまでくればかっこいいです。
何もない無人島の生活。
救出の気配も全くなし。
そんな環境に追い詰められれば、人間の本性というものが出てくるんでしょうね。
生きて脱出するという執念。
清子が剥き出しにしていました。
映画では、木村多江が清子役だそうですが、全然はまり役ではないです。
この役は、渡辺えり子がピッタリ。
期待していなかったからか、以外に楽しめました。






